5月25日から5日間、Solanaの主催する「Tokyo Hacker House」が東京で開催されました。GuildQBのメンバーも足を運び、さまざまなコミュニティと交流しています。
GuildQBメンバーがSolana Foundation 主催 Hacker Huose(@hackerhouses )に足を運んでいます! pic.twitter.com/yYWEiFC2Bw
— GuildQB (@GuildQB) May 26, 2022
5/26にSTEPNのYawn Rong氏が登壇しました。このトークセッションに参加していたメンバーから、レポートが届いています。
エコシステム設計について
Yawn Rong氏は生物学を学んでいたため、物事を考える時は生物学的観点から考えるということが多いといいます。
そのため、プロジェクト自体を1つの生き物という風に捉えており、生き物と同じようにプロジェクトを周囲の環境に適応させることが重要だと考えているようです。
Realmというコンセプトについて、下記のように述べていました。
ライフサイクルが終わる時にはまた新しいものを作り、活性化させ、新しい旅に出る必要があるでしょう。これはRealmのコンセプトでもあります。加えて、私達はもっと大きな観点からも物事を見ています。エコシステムを常に活性化させておくためにはきちんと様々なエネルギーをもっていなければなりません。それは外部とのパートナーシップを充実させておく必要があるということです。
STEPNのユーザーとストーリーテリングについて
STEPNにとって、ユーザーが簡単に参加できるということが重要であると述べており、一度参加した後は「(そのユーザーが)他のユーザーに説明していただくこと、ストーリーテリングがとても重要だ」と語っています。
氏の大学での専攻はウイルス学だった経験から、ストーリーテリングはウイルスが広がっていくことと類似点が見出せるそうです。
ストーリーテリングは他者に影響を及ぼすという点において非常に効果的です。瞬時に感染させ、瞬時にユーザーにしていきます。まとめると、ストーリーテリングは確固たるもので、効果的で、伝播性がなければなりません。
STEPNの今後の展開、ビジョンについて
氏によると「公開しているロードマップのうち10%は達成」しており、次の半年はGameFiの要素にフォーカスするようです。
また先日公開された、「Realm」という概念についても説明がありました。
Realmは別個のサーバーのようなものとして考えればよいそうで、これによって様々なパートナーシップを広げる可能性や、より多くのユーザー獲得することに繋がることに期待しているようです。
最後にブル市場よりも、ベア市場で生まれたプロジェクトこそが素晴らしいものになるとコメントしており、「今の状況で構築して作り上げていけば、次の素晴らしいマーケットがきた時に大きな成功を収めることができるでしょう」とまとめました。
Solana Hacker House : https://mobile.twitter.com/hackerhouses