ゲームで遊んで稼ぐことができるPlay-to-Earnモデルが流行している昨今、とうとう「Sleep and Earn(寝て稼ぐ)」をコンセプトとしたプロジェクトが日本から立ち上がりました。
その名もSleeFi!
まだリリース前にもかかわらず、日本発ということもあって国内外から注目を集めています。
- SleeFiの概要
- ベッドNFTの選び方
- SleeFiを始める方法
- Lucky Boxやアイテムなどの解説
SleeFiとは?
SleeFiとは、「Sleep and Earn(寝て稼ぐ)」をコンセプトとした日本発のプロジェクトです。
人間にとって必要不可欠な睡眠を中心とし、何百万人もの方のライフスタイル向上に貢献することを目指して開発されました。
NFTのベッドを購入し、眠るだけで独自のトークンを得ることができます。
トークンは売却して現金化することも、ゲーム内のNFTやアイテムと交換することも可能。
アプリや様々な数値などはまだ開発段階にあるにもかかわらず、多くの方が注目しているプロジェクトとなっています!
2022年5月、高い処理能力・ネットワーク手数料が安いなどの理由からAvalancheブロックチェーン上に作られました。
SleeFiの特徴
SleeFiの特徴は寝て稼げるという点にあることは既に紹介しました。
しかし、それはその他に大きな特徴がないということではありません。
STEPNのようなNFT
SleeFiで稼ぐには、最初にベッドのNFTを購入する必要があります。
そのベッドNFTのシステムがSTEPNのスニーカーのようで、かなり集めがいがありそうなのです!
例えば使っているうちに消耗したり、ソケットがあったり、レアリティがあったり、それぞれの睡眠時間に合ったベッドがあったり……。
「この世に同じベッドは1つとないのでは?」と思わせてくれるような細かい設定こそが大きな特徴と言えるでしょう。
また、STEPNにはない「Insurance(保険)」のシステムや、Lucky Boxなどの要素も盛り込まれています。
考えるべき項目がたくさんあって戸惑うかもしれませんが、本記事で徹底的に解説していくのでご安心ください!
日本語に対応済み
本プロジェクトの創設者が日本出身のMegumi Hayashidaさんということもあり、既に公式ホームページやホワイトペーパーが日本語に対応しています!
それだけでなく、NFTミントの手引書や、NFTのセールのアナウンスも日本語に対応済み。
英語が苦手な方・暗号資産初心者の方にも優しいプロジェクトと言えるでしょう!
これまで創設に日本人が関わっているということすら珍しかったため、国内からも期待の声が上がっています。
ちなみに、ホームページは右上の「English」ボタンから、ホワイトペーパーは左上の「WhitePaper EN」のボタンから日本語に変更することが可能です。
SleeFiのトケノミクス
SleeFiには2種類のトークンが存在します。
主にゲーム内で使うトークンの「SLFT」と、ガバナンストークンの「SLGT」です。
$SLFTはSleeFiを使うことで毎日獲得することができ、NFTのレベルアップやミント、修理、アイテムの購入などに使用することができます。
一方で$SLGTは総供給量が120億枚と、あらかじめ決まっているトークンです。
ゲーム内で使うこともできますが、主にDAOなどで使用されます。
具体的な役割はトークンローンチ後に追記されるとのことです。
SleeFiの始め方
SleeFiを始めるには、以下のものが必要です。
- 国内取引所の口座
- 海外取引所の口座
- $AVAX
- SLeeFiのアプリ(開発中)
- アプリ内のウォレット(開発中)
もしくは
- OKCoinJapanの口座
- $AVAX
- SLeeFiのアプリ(開発中)
- アプリ内のウォレット(開発中)
実はこれまで、日本から直接$AVAXを購入することができませんでした。
そのため、国内取引所でビットコインなどを購入し、海外取引所に送金して$AVAXを購入した後、ウォレットに送金する必要があったのです。
しかし、先日$AVAXの取り扱いを開始した国内取引所が存在します。
それが「OKCoinJapan」!
ここからなら日本円で直接$AVAXを購入することも可能です。
どちらの手順でも問題ないので、まずは$AVAXを用意しましょう。
その後の流れは以下の通りです。
- アプリダウンロード
- 登録
- ウォレット作成
- ウォレットに$AVAX送付
- ベッドNFT購入
これで全ての設定は完了です!
ベッドNFTの選び方
NFTのベッドには様々なステータスができる予定で、すぐに決めるのは難しいかもしれません。
そこでここからは、ベッドの選び方について解説していきます。
STEPNのスニーカーとも似ているため、STEPNを利用している方はすぐに理解できるでしょう。
Sockets
ベッドのレベルを上げるとソケットが解放され、Jewelsを入れられるようになります。
入れられるジュエルは以下の5種類です。
- Ruby: Efficiencyへのプラス効果
- Sapphire: Luckへのプラス効果
- Emerald: Bonusへのプラス効果
- Diamond: Specialへのプラス効果
- Amethyst: Resilienceへのプラス効果
ソケットも全部で5つあるため、全てを解放できればかなりの効果を得られそうですよね!
Levelの項目でもソケットが解放されるレベルを紹介していますが、簡単にまとめるとレベル5・15・20・25でそれぞれ解放されます。
レベル25で2個解放されるので、全部で5つになるという計算です。
なお、ソケット解放の際&ソケットからジュエルを取り出す際には、一定の$SLFTを消費する必要があるためご注意ください。
また、ソケットで向上できるステータスはこちら!
Efficiency
トークンの獲得量に関係する項目です。
この数値が高いほど$SLFTの獲得量が増加します。
Luck
日本語にすると「運」のことで、この数値が高いほどLucky Boxの出現率・Boxのレベルが高くなります。
Bonus
ボーナスが高いベッドは、アイテムを使用した際にポジティブな補正がかかるとのことです。
Special
この数値が高ければ高いほど獲得できる$SLGTも増加します。
Resilience
「耐久値」のことです。
ベッドは、実は使えば使うほどちょっとずつ壊れていきます。
たくさん使って耐久値が低くなると、トークンの獲得量まで減少してしまうとのこと……。
Resilienceの数値が高いほどベッドの耐久値の減少がゆるやかになります。
Types
睡眠のスタイルによって合うベッドが異なります。
一覧は以下の通りです。
タイプ | 計測可能時間 |
Short | 3時間~5時間 |
Middle | 4時間30分~7時間 |
Long | 6時間30分~9時間 |
Flexible | 3時間~12時間 |
各タイプのベッドで獲得できるトークンの最大量に変化はありません。
しかし、ベッドの耐久値や効率性、アイテムなどによって変化するようです!
Quality
Qualityとは本来ベッドの「品質」のことを指しますが、本ゲームではレアリティのようなものを言うようです。
全部で5種類存在し、クオリティによってパフォーマンスが変化します。
ただし、同じクオリティでもステータスポイントやレベルアップによって初期値は様々。
クオリティだけを見るのではなく、どのようなステータスを持っているのか見極めることが重要になりそうです!
Quality | 初期値 | アトリビュートポイント |
Common | 1~20 | 3~9 |
Uncommon | 10~30 | 4~12 |
Rare | 20~50 | 6~15 |
Epic | 25~100 | 8~18 |
Legendery | 50~200 | 10~21 |
Attribute Points(アトリビュートポイント)はクオリティごとに範囲が設定されており、各ベッドに範囲内からランダムに付与されるボーナス数値です。
つまり、同じクオリティでもアトリビュートポイントの高い方が初期値も高いということになります。
数値は後述する「レベルアップ」からもらえるアトリビュートポイントの消費で向上させることもできるようです。
Level
ユーザーは$SLFTと$SLGTを消費することでベッドのレベルアップが可能。
レベルアップには一定の時間が必要ですが、$SLFTを使って短縮させることもできるようです。
また、レベルアップをするとアトリビュートポイントの数値を向上できるポイントをもらうことができるのですが、もらえるポイントはクオリティによって異なります。
Quality | 獲得アトリビュートポイント |
Common | 3~9p |
Uncommon | 4~12p |
Rare | 6~15p |
Epic | 8~18p |
Legendery | 10~21p |
レベルアップで得られる恩恵はアトリビュートポイントだけではありません。
他にも様々なメリットがあるので、ベッドを手に入れたらぜひレベルアップを行ってみてください。
レベル | 特典 |
レベル5 | 1つのソケットが解放。 ベッドミントも利用可能に。 |
レベル7 | 2回目のベッドミントが利用可能に。 |
レベル10 | 1つのソケットが解放。 3回目のベッドミントも利用可能。 |
レベル15 | 1つのソケットが解放。 |
レベル25 | 2つのソケットが解放。 リサイクル機能が利用可能に。 |
レベル31 | $SLGTが取得可能に。 |
レベル35 | Special numbersの4%をボーナス。 |
レベル40 | Special numbersの6%をボーナス。 |
レベル45 | Special numbersの10%をボーナス。 |
レベル50 | トロフィーを獲得。 |
SleeFiの遊び方・稼ぎ方
ベッドを購入したら、次はいよいよ眠って稼ぐ段階です!
とは言え、ただ眠ってトークンを稼ぐのではなく、アイテムやジュエルなど様々な要素を使って効率よく稼ぐことが最も重要と言えるでしょう。
将来的に利用したいと考えている方はチェック必須です!
ベッドの概要
ベッドは1日に1回以上使えないよう、1度使ったら20時間はエネルギーの回復時間が必要です。
これはトークンを使っても短縮することはなく、必ず毎日1回のみ測定できるように設計されています。
また、ベッドの保有数によって$SLFTを得る1日の上限や獲得量を増やすことが可能です。
ベッドの保有数 | 1日に得られるトークンの上限 | 特典 |
1 | 20 | なし |
3 | 100 | 獲得$SLFTを+1% |
6 | 200 | 獲得$SLFTを+2% |
10 | 300 | 獲得$SLFTを+3% |
15 | 400 | 獲得$SLFTを+5% |
17 | 500 | 獲得$SLFTを+10% |
20 | 600 | 獲得$SLFTを+15% |
25 | 700 | 獲得$SLFTを+20% |
27 | 800 | 獲得$SLFTを+25% |
30 | 1000 | 獲得$SLFTを+30% |
30個以上のベッドを保有しても、30個の特典から変化しないとのことなので、実質ベッドを持てる上限は30個と言えるかもしれませんね。
なお、$SLGTの上限はまだ設定されていないとのことです。
Lucky Box
ユーザーは睡眠後、ベッドのLuckの数値に応じてLucky Boxを獲得することができます。
獲得量は1回の睡眠につき1つまで。
中からはベッドやトークン、アイテム、ジュエルが出現します。
これらはアプリ内のマーケットプレイスから取引できるようになるとのことです!
Insurance
ユーザーが起床する時にベッドが少しずつ壊れていくというのは説明した通りですが、実は起床時に一定の確率で使用していたベッド・ジュエルが壊れるという仕様も存在します……。
ベッドが壊れる確率は以下の通りで、壊れたNFTはバーンされ永久に消滅してしまうようです。
クオリティ | ベッドが壊れる確率 |
Common | 5% |
Uncommon | 4% |
Rare | 3% |
Epic | 2% |
Legend | 1% |
また、ベッドに付けているジュエルも壊れる可能性があります。
こちらはベッドとは異なり、ベッドのレベルに応じて確率が変化するようです。
レベル | ジュエルが壊れる確率 |
レベル1 | 5% |
レベル2 | 4% |
レベル3 | 3% |
レベル4 | 2% |
レベル5 | 1% |
これを防ぐには、保険料を支払って「Insurance(保険)」に加入するしかありません。
保険料は固定ではなく、獲得したトークン量から一定の割合で徴収されるというシステムです。
クオリティ | 費用 |
Common | 獲得トークンの3% |
Uncommon | 獲得トークンの4% |
Rare | 獲得トークンの5% |
Epic | 獲得トークンの6% |
Legend | 獲得トークンの7% |
絶対に壊れてほしくないNFTを持っているなら、保険に入ることをおすすめします!
アイテム
アプリでは以下4種類のアイテムが出現する予定です。
特典と名前はこちら!
- ピンクキャンディー:Efficiencyにプラス補正をかける
- 青キャンディー:Luckにプラス補正をかける
- 白キャンディー:Specialにプラス補正をかける
- 紫キャンディー:Resilienceにプラス補正をかける
中でも、5段階に分けられているレベルが高ければ高いほどアイテムの効果も高くなるとのことです。
加えて、各ベッドの「Bonus」ステータスが高ければアイテムの効果を飛躍的に上昇させる事も可能。
マーケットで買う・ガチャを回すなどをして手に入れましょう。
アイテムをミント
アイテムは同じ種類・同じレベルのものを3つ合わせて新たにアイテムを作ることができます。
これは「Item-Minting(アイテムをミントする)」と言い、それぞれ成功率があるとのことです。
失敗すれば使用したアイテムは失われます。
ミントするアイテムのレベル | 成功率 | 1回にかかる費用 |
レベル1 | 35% | 25 $SLFT |
レベル2 | 45% | 50 $SLFT |
レベル3 | 55% | 100 $SLFT |
レベル4 | 65% | 200 $SLFT + 100 $SLGT |
ガチャ
アプリ内にはガチャがあり、プレイヤーはこれを回すことでも報酬を得ることができます。
ガチャには「通常」と「スペシャル」の2種類があるようです!
個別に見ていきましょう。
通常のガチャ
放出されるのはベッド・ジュエル・アイテムの3種類。
費用は1回12$SLFT、10連100$SLFTと決まっています。
単発を10回回すよりも、10連の方が20$SLFTお得のようですね。
排出率は未定ですが、中身は以下のようになっているとのことです。
- Commonのベッド
- Uncommonのベッド
- Rareのベッド
- Level1~2のジュエル
- Level1~2のアイテム
- $SLFT
ガチャを累計500回回すと必ずUncommonのベッドがもらえるという仕様も用意されている様子!
その際ショート・ミドル・ロングの中から好きなタイプを選択できるとのことです。
500回ということは10連を50回&5000$SLFTが必要ということですが、もしベッドが高騰すればお得にゲットできるチャンスとなるかもしれません。
スペシャルガチャ
一方のスペシャルガチャは、通常のガチャよりも値段も中身が少し上のようです。
費用は1回120$SLFTで、10連が1000$SLFT!
排出アイテムは以下のようになっています。
- Commonのベッド
- Uncommonのベッド
- Rareのベッド
- Epicのベッド
- Legendaryのベッド
- Level1~4のジュエル
- Level1~4のアイテム
- $SLFT
また、こちらもガチャを回した回数が累計500回を超えると、必ずRareのベッドを入手することができるようです。
ベッドをレンタル
ベッドは他人にレンタルすることができるようになります。
報酬の内訳は以下の通り。
- 貸出主:30%
- 借主:55%
- 手数料:15%
借主は借りたベッドを好きに強化・修理することができます!
ただし、借りている間にバーンされた場合、そのベッドは完全に消滅してしまい、さらにレンタル機能が使えなくなるため注意が必要です。
また、貸し出すことができるベッドの数は、ベッドの保有数によって異なります。
保有しているベッドの個数 | 貸し出しできる個数 |
10 | 1 |
15 | 2 |
20 | 3 |
25 | 4 |
30 | 5 |
レンタルによって得られるトークンは「SLFT/SLGT」としか書かれていませんでした。
貸し出し主が決められるのかもしれませんが、詳細は不明です。
ベッドをミント
ベッドを2つ以上購入し、新しくベッドを作ることでも稼ぐことができるようです。
ベッドはレベルに応じてミントできる回数が決められており、3回以上ミントしたベッドはリサイクルに回すことができるようになる模様。
リサイクルされればそのベッドはバーンされますが、一定の確率で同じクオリティのベッド、もしくは1つ上のクオリティのベッドに交換することも可能となります。
各組み合わせによる排出率はこちらをご確認ください。
SleeFiまとめ
以上がSleeFiに関する情報でした。
まだ2022年5月に発足したばかりで、確定している情報が少ない印象でしたね。
ロードマップによれば2022年中にはIDOなどの基盤づくりが予定されているようです。
NFTももうすぐ販売されるようですし、ぜひ今のうちに始めてみてください!
SleeFiの公式リンク
Twitter:https://twitter.com/SleeFi_official
ホームページ(日本語):https://sleefi.com/jp/
ホワイトペーパー(日本語):https://sleefi.gitbook.io/whitepaper/v/whitepaper-jp/bedminting-gai-yao