今回は、たまごっちやポケモンにインスパイアされたM2E「 Genopets 」について紹介します。
Genopetsとは、デジタル上のモンスターをペットとして歩くことで育成し、バトルさせ、進化させることでトークンを得られるアプリです。
現在は限られた方しかベータ版をプレイすることはできませんが、誰でもあらかじめ登録しておくことは可能!
ぜひ本記事を参考に、登録してみてください。
- Genopetsの特徴と基本情報
- SFTとは?
- ベータ版の登録方法
Genopets とは?
GenopetsとはSolanaブロックチェーン上に構築されたMove-to-Earnアプリです。
公式サイトには「世界初のMove-to-Earn NFTゲーム」と記載。
最初にGenopetsの卵を無料でもらえるため、基本プレイも無料となっています!
プレイヤーが日々歩くことでNFTのデジタルペット「Genopets」も成長し、進化やレベルアップなどを楽しむことが可能です。
育てたGenopetsは他のプレイヤーと対戦させたり、マーケットプレイスで売買したりなどができます。
GPSも不要とのことなので、スマホのバッテリーを必要以上に取られる心配もありません!
今世界中の方が最も注目しているM2Eプロジェクトのひとつです。
Genopets の特徴
これまでにSTEPNやAgletなど、様々なM2Eプロジェクトが立ち上がってきましたよね。
ここからは、GenopetsがこれらのM2Eと違う点について紹介していきます。
広大なオープンワールド「Genoverse」
Genoverse(ジェノバース)はプレイヤーとGenopetsが共に冒険できる仮想空間です。
詳細は明らかになっていませんが、どうやらプレイヤーとそのGenopetsはその空間の中で探検していくようですね。
その他にも、ペットの機嫌を見たり、ペットのスキルを磨いたりなど、ペットとの交流空間としても使われるそう。
公式の記事では、以下のように説明されていました。
GenoverseはGenopetsのエコシステムです。私たちの世界と相互接続されたパラレルワールドで、”サイバー・マジック “と形容されるネオンファンタジーをテーマにしています。
どのような見た目になるのか楽しみですね!
SFT(半代替性トークン)がある
先日のTwitterで、NFTマーケットプレイスのMagic Edenが初のSemi-Fungible Token(半代替性トークン)、通称「SFT」のマーケットプレイスをGenopetsに導入したと発表しました。
SFTとは、ひとつ以上の数量で作成できる暗号資産のことです。
SFTには
- オンチェーンのリソース効率が高いため、発行手数料が低くなる
- ゲーム内での購入、販売、保管、作成を容易にできる
- 「アース クリスタル、アース クリスタル、アース クリスタルなど」と表示されず、「アース クリスタル (x6)」と表示されるように
- 10個のNFTを1回の取引で販売できるように
などのメリットがあり、今後のブロックチェーンゲーム業界に波を起こそうとしている新たな要素となっています!
つまり、Web2のように資産をスタックできるという点が大きな特徴です。
今回Genopetsでは「ジェノタイプクリスタル」と「テラフォームシード」のNFTをSFTに交換することが可能。
これにより、プレイヤーは「ジェノタイプクリスタル」で他のアイテムを作る際、一度に複数個使用できるようになりました!
また、従来は個別に売却する必要があった「テラフォームシード」も、一度に複数売却できるようになっています。
3種類のNFT
Genopetsには、現在なんと4種類のNFTがあります。
- Genopets
- Habitat
- Genotype Crystals
- Terraform Seed
Genopetsはご存じの通り、ポケモンのようなモンスターのNFTですよね。
HebitatはGenopetsの生息地。
Habitatを所有するということは、すなわちジェノバース内の土地所有者となることを意味します。
そのHabitatでのみ獲得できるのが未精製のCrystalです。
Crystalは精製したら「Genotype Crystal」となり、様々な用途で使うことができるのはもちろん、マーケットプレイスで売ることもできます。
Genopetsで稼ぐつもりならHabitatが必須ということですね!
Habitatはマーケットプレイスから購入する以外に、自ら作成することもできます。
その時に必要となるのがTerraform Seedです。
まとめると、以下のようになります!
名前 | 用途 |
Genopets | デジタル上のペット。一緒に歩いたり、強化したり、進化したり、様々な遊び方ができる。 |
Habitat | ペットの生息地・家。所有していると毎日Crystalやトークンを獲得できる。 |
Genotype Crystals | Genopetのパワーアップや、アイテム、アクセサリーを生成するのに必要。 |
Terraform Seed | Habitatを作成する際に必要な材料。Seedのグレードによって必要材料が変わる。また、使用したSeedと同じ属性のHabitatが作成される。 |
Genopets のトケノミクス
トークンはKIトークンとGENEトークンのデュアルトークンシステムを採用しています。
それぞれに独自の機能があるので、確認してみましょう。
KIトークン
KIトークンはゲーム内のユーティリティトークンです。
クリスタルの生成やパワーアップなどに使うことができ、Habitat NFTを所持している方は毎日の歩数から得ることができます。
6月にStrata Protocolで行われたKIトークンローンチでは、トークン価格は$0.50 から始まり、KI が購入されるたびに価格が徐々に下がってから上昇。
コミュニティが公正な価格を決定できるように設定されていました。
その他の詳細は以下の通りです。
- ローンチ時に発行されるトークン:20,000,000 KI (全体のの3分の1)
- GENE Stakersへのエアドロップ:20,000,000KI(全体の3分の1)
- プロトコルへの流動性:20,000,000 KI (全体の3分の1)
- 開始価格:0.50 USDC
- 開始時の供給量:40,000,000 +
GENEトークン
一方でGENEトークンは、Genopetsのガバナンス&ステーキングトークンです。
Genesis NFTの販売やシーズン限定のNFTセール、ガバナンス投票などに必要となります。
割り当ては以下のとおりです。
スケジュール | 供給量 | 供給量のパーセンテージ | |
プライベートセール | 1年間のロック1年後から直線的に | 32,500,000 | 32.50% |
パブリックセール | 解除済み | 1,500,000 | 1.50% |
チーム&アドバイザー | 1年間のロック3年後から直線的に | 25,000,000 | 25% |
コミュニティの金庫&Play-to-Earn | 2%がトークン生成に当てられる5年後から直線的に | 41,000,000 | 41% |
総供給量 | 100,000,000 | 100% |
Genopets の過去の資金調達
Genopetsは、2021年10月のシードラウンドで830万ドル(約11億円)の資金を調達しています。
参加した企業・投資家は以下の通りです。
Konvoy Ventures (Axie Infinityの投資家及び取締役会オブザーバー)とPantera Capital主導
Old Fashion Research、Alameda Research、Solana Capital、Xoogler Ventures、Mechanism Capital、Collab+Currency、Spartan Group、Animoca Brands、OliveX、Hyper、CMT Digital、DeFi Alliance、 Eniac Ventures、CMS Holdings、GBV Capital、Yield Guild Games、Merit Circle、Bitscale Capital、Infinity Ventures Crypto、Evernew Capital、Fundamental Labs、Valhalla Capital、Cinchblock、Raptor Capital、Magnus Capital
Prabhakar Reddy (FalconXの共同創設者)、Richard Ma (QuantstampのCEO)、Kevin Lin (Twitchの共同創設者)、ジョン・ロビンソン(100 Thievesの社長/COO)、Brian Corrigan(PUBGのバイスプレジデント/アメリカ地域責任者)、本田圭佑(日本のプロサッカー選手)、Melanie Strong(Nikeのベテラン幹部)
日本人にとってなじみ深い、本田圭佑さんも出資しているようですね!
Genopets のはじめ方
2022年現在配信中のクローズドβ版をプレイできる対象者は「Genesis Genopet NFTの保有者」や「DiscordのDNAメンバー」、「GENEトークンのStaker」など、一部の方のみ。
ロードマップによると、全員がプレイできるようになるのは2023年以降になりそうです。
しかし、今からでもベータ版に登録することは可能ということをご存じでしょうか?
登録してもプレイはできませんが、どうやら登録することでWaitlistに入り、先着順でテストに招待されるようです。
何にせよ登録だけしておいて損はないはずなので、Genopetsに興味がある方は登録しておきましょう!
登録にあたり、必要なものはこちら。
- Phantom Wallet
- 0.0001SOL程の手数料
- Discord
- メールアドレス
メールアドレスを登録
まずは普通のゲームのようにメールアドレスとパスワードを入力し、登録します。
入力したメールアドレスに「Verify your email for Genopets」という件名でメールが送られてくるので、URLを開いて認証しましょう。
認証できたら、ホームページに戻ります。
Discordに参加
次は、Discordサーバーに参加しましょう!
Discordで招待を受け、注意点に合意します。
参加したらヘビの絵文字をクリックして認証してください。
ウォレットを接続
その次はウォレットの接続です。
接続できるウォレットは「Phantom」「Slope」「Sollet(ブラウザの拡張機能のみ)」の3つ。
この中だと、恐らく多くの方はPhantomウォレットを使用しているのではないでしょうか?
0.0001SOLほどの手数料を支払い、紐づけができれば完了です。
質問に答える
次に進むと、いくつかの質問が表示されます。
これはスキップしても問題ありませんが、公式の記事によると
入力する情報が多ければ多いほど確認も早くなり、プライベートベータに早く参加できる
とあるため、回答するのがおすすめです。
一番下にある「SUBMIT & COMPLETE」をクリックすれば完了です!
お疲れ様でした!
Genopets まとめ
今回はGenopetsについて以下の内容を紹介しました。
- SFTについて
- Genopetsの登録方法
- 過去の資金調達
- 質問事項
今はまだできることが少ないかもしれませんが、その分今後が楽しみなプロジェクトでもあります。
ぜひ今のうちから登録しておきましょう!
リンク
公式サイト:https://www.genopets.me/
Twitter:https://twitter.com/genopets?s=20&t=5BSjBQaZUbogTl147DkvXw
ホワイトペーパー:https://litepaper.genopets.me/overview/introduction