大手暗号資産取引所のコインベースは第一四半期のレポートで4億3000万ドルほどの赤字になったと発表しました。
これは2021年にコインベースが上場して以来、初の出来事です。
背景には、ハイテク株の急落や暗号資産市場の低迷が理由にあるとされています。
ビットコインの価格は3万ドルを下回り、今年に入ってから30%ほどの落ち込み。
コインベースのデータをみてみると、Q1の利用者数は前期に比べて1140万人から920万人へと19%程減少。
取引高は5470億ドルから3090億ドルへ44%ほど減少しています。
これらを受けて、コインベースの株価は昨年11月の最高値368.9ドルから53.72ドルまで85%ほど下落しました。
しかし、同社は決算発表に伴い
こうした市場環境は永久的なものではないと信じており、長期的な視点に立ち続けています
と書いています。
また今後ともDeFiなど市場機会への投資を続けていくとのことです。