要約: 第6回仮想通貨週刊ラジオ

GuildQBは毎週水曜日に「仮想通貨週刊ラジオ」として、前週のトレンドや今後盛り上がりそうなプロジェクトについてPodcastやSpotifyなどで配信しています。

第6回のラジオでは仮想通貨市場の最新動向や技術革新、プロジェクトの進展についてGuildQBのメンバーたちが多角的に議論しました。

仮想通貨市場の動向• ビットコインの価格変動

ビットコインが一時8万9,900ドルまで下落した後、典型的な反発ラインで価格が戻り、アルトコイン市場が活発化。

• XRP（リップル）が88円を更新。
• 特にアルトターンが到来した兆候があり、全体的に市場は好調。
• 価格変動の背景はシルクロードの押収ビットコイン売却やバイデン政権の売却指令が影響。
• トランプ前大統領の就任式（1月20日）と関連する大統領令の噂も市場に影響を与えている。

注目プロジェクト

• ソニウムチェーンのメインネットローンチ
  • 1月14日にメインネットが公開され、スキャムトークン（ソータコインやアスターコイン）の取引が停止。
  • 中央集権的な規制の是非が議論され、ポジティブな面（市場保護）とネガティブな面（分散型技術との矛盾）が挙げられた。
• DeFiとAIの融合
  • AI主導型のDeFiプロジェクトが台頭し、トランザクションの20%がAI関連に。
  • 特にAI16Zが時価総額90位にランクインするなど、AI×DeFiの可能性が注目されている。

Web3とAIの進化

• AIによる新しいゲーム体験
  • メタバースやMMORPGのNPC（非プレイヤーキャラクター）がAIで制御されることで、リアルなゲーム体験が実現。
  • AIがゲーム内キャラクターの背景に搭載され、プレイヤーと対話したり行動を変化させるなどの進展が話題に。
• AIとブロックチェーン技術の統合
  • AIの学習データがブロックチェーン上でNFTとして保存されることで、透明性や信頼性が向上する。

LINEとテレグラムの比較

• 日本市場でのLINEの優位性
  • 日本やアジアでは物理的な距離が近いため、匿名性よりもリアルな繋がりが重視される。
  • LINEは口コミの広がりやすさでWeb2ユーザーを取り込む力があり、Web3ゲームにも活用されている。
• テレグラムの役割
  • グローバル市場では匿名性やセキュリティを重視する傾向があり、テレグラムやシグナルが普及。

GuildQBの新計画

• フィナンシェからの移行とDAO化
  • ギルドキューブがフィナンシェから脱退し、オンチェーンDAOプロジェクトを推進。
  • AIエージェントを活用した投資プラットフォームの構想を展開中。
• DAOにおけるAIエージェントの役割
  • プロジェクト分析やポートフォリオ運用をAIエージェントが最適化。
  • 分析対象にはまだトークンジェネレーション（TGE）前のプロジェクトも含まれる予定。

QBアルファニュース

• AI×MEMEの情報提供とガイドを実施
• テレグラムグループ内で、リサーチチームが選定したミームトークンやソラナ関連銘柄の情報を提供。
• 初心者向けにファントムウォレットの作成方法やソラナへのアクセス方法をガイド。

その他の話題

• ワールドコインとプライバシー
  • ワールドコインのユーザー数が1,000万人を突破。
  • プライバシー関連プロジェクトも成長中で、登録方法や参加方法が解説された。
• 資産規制の懸念
  • 日本円を外貨に交換しづらくなる状況に対し、戦前や鎖国時代を引き合いにした議論も展開。

このラジオは仮想通貨市場の現状だけでなく、技術や規制の進化、AIとブロックチェーンがもたらす未来を深掘りし、多様な視点から業界を分析しました。