Axie Infinityの開発元であるSky Mavisが、1億5000万ドル(約185億)の資金を調達しました。先日のハッキング事件を受け、ユーザーに全額払い戻しを行うために使用されるとのことです。
AxieInfinityのRoninBridgeは3月30日に700億円以上に及ぶハッキング被害にあいました(173,600ETHと2550万USDC)。
3月23日にハッキングされていたようですが、ユーザーの声を受けて30日にハッキングが発覚。
RoninBridgeとKatanaDEXが一時停止することとなりました。
今回のハッキングを受けてSky Mavisは今後3ヶ月以内にバリデーターグループを21に増やし、攻撃を防ぐために厳格な内部セキュリティ対策を実施しているところです。
現在停止中のRoninBridgeは、セキュリティのアップグレードといくつかの監査を受けた後にオープンする予定。
Axie Infinityの概要
Axie Infinityはブロックチェーンを基盤としたGameFiです。ポケモンからインスピレーションを受けたゲームで「Axie(アクシー)」というNFTのモンスターを戦わせることで暗号資産のSLPを稼ぐことができます。
2018年にベトナムの開発企業SkyMavis社からリリースされました。昨年末にはデイリーアクティブユーザー数が240万人を突破し、フィリピンやベトナムなどの東南アジアでは本業として稼いでいる方も相当数いるということで知られています。世界で最も人気のGameFiのひとつです。
リンク
公式サイト:https://axieinfinity.com/
Twitter:https://twitter.com/AxieInfinity?s=20&t=o9oNxTHwTP6K6Y4LPaxpjg
参照元:https://axie.substack.com/p/funding?s=r
今回の資金調達は世界最大の暗号取引所であるBinanceが主導。
Animoca Brands、a16z、Dialectic、Paradigm、Accelが参加しました。