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海外eスポーツ大会で優勝の快挙!Axie優勝者インタビュー第一弾:YUUさん

先日フィリピンで開催されたMMG Axie Master’s Leagueで日本人4名のチームが見事に優勝!海外で開催されるeスポーツ大会で日本人が優勝し、賞金70,000ドルを勝ち取るという快挙を達成しました。

ScholarsLabは今回大会でまさに白熱したプレイを見せたYUUさんde-hiさんminoさんにインタビューを実施!

第一弾はスペインで開催されたAXIECONでも4位という戦績を残し、今回の大会でも大活躍のYUUさんにお話を伺いました。

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YUUさん

【大会成績】
Axie Infinity Pro player from Japan🇯🇵
MMG Axie Masters League Manila #1🏆
Axie Con Barcelona Origins #4🏆
Axie Open Manila #25🏆
Origins α Season #5🏆
V2 season18 #8🏆

【活動】
プロNFTゲーマー / AxieLabs主催 / YGGJapan Ambassador / METAT8eSports所属

【Twitter】
@YUU_GamingLabo

優勝コメント!日本人メンバーで優勝できて嬉しい

左からkenkenさん、Minoさん、YUUさん、de-hiさん
ScholarsLab編集部

大会優勝おめでとうございます!感想をお聞かせください!

YUUさん

MMGトーナメントという3人1組の大会に、私、mino、de-hiとkenkenという4人で参加したのですが、今まで参加した中でも1、2を争う熱気のある大会でした。

AxieInfinityは4年くらい続いていて、多くプレイヤーがいて知名度も大きいです。AxieのEスポーツ化の波もきている注目度の高い時期に、トーナメントの初代チャンピオンになり、そこで日本人チームで勝てたのが嬉しいです。

大会前の準備について:どんな相手が来ても戦えるチームを日夜研究

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ScholarsLab編集部

大会前はどのような準備をされてきたのでしょうか?

YUUさん

まず今回の大会の概要なのですが本戦が11月にありました。そこに向けて2ヶ月間くらいの予選大会があったんです。なので9月から予選があり、出場者をTOP16に絞り込んで、TOP8に進んだ人が11月の本戦に進むという流れでした。

実はこの大会は最初から目指していたわけではなく、偶然メンバーがツイッターで見つけて、興味本位で参加してみることにしました。その時の賞金が1MATIC、数十円程度という程度で遊びの大会だと思っていましたね。当時のメンバーはMino、YUU、kenkenの3人です。

YUUさん

でもせっかくなら勝ちたいので、コモンルーン・チャーム限定の大会でどうやって相手を出し抜くかを考えました。勝ち進むにつれて、「あれ、どうやらこの大会は大きいらしいぞ?」と気がついて笑。

その時から自分たち3人に加えてde-hiさんや、ZANZAKIさんを含めて、コミュニティで協力しての攻略に踏み切りました。TOP32の段階からメンバーにde-hiに参加してもらいました。

ScholarsLab編集部

本戦に向けてはどのような準備をされてきたのでしょうか?

YUUさん

決勝大会への準備についてですが、決勝大会ではメンバーが4人いて、それぞれがAxieを10体つれて行けるんです。

そこでどんな相手にも対応できるベースをde-hiちゃんが作って、みんながそのベースチームを持って本戦に臨みました。

フィリピンのトーナメントの雰囲気や、本戦の前に意識したこと

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ScholarsLab編集部

スペインのAXIECONも出場されていましたが、フィリピンの大会ならではの雰囲気の違いなどありますか?

YUUさん

スペインの時は本線と予選会がまとまっていて、2日間予選やり切って、いきなり壇上に心の準備がないままに行ってしまいました。そういうふうにスケジュールが詰められているのが僕の出場したAXIECONのトーナメントでした。

その時は全試合が対面で、話すのもお互い探り合いができたんです。「次、毒出すけどどうする?」みたいな笑。そういう心理戦もあって楽しかったのがAXIECONでしたね。

またステージのライブ感が最高で、プレイしていて興奮したのがAXIECONでした。

今回のフィリピンの大会はチーム戦で自分らの話し合いがメイン。戦う時は距離を置いてモニターを挟んで戦ったので、自分たちの最善のプレイを尽くすという、大会の雰囲気自体を楽しめたと思っています。

ScholarsLab編集部

大会の中ではどのようなことを意識してましたか?

YUUさん

この大会ではスプレッドシートでプレイヤーが使用する10体が事前に公開されていたんです。大会で事前にAxieプールが公開されていたので、対戦前に見て相手のチームを予測して対策していました。

例えばMMGBlackと当たった時は相手チームがリーフィとか持ってるチームだったので、誰がきてもアクアを出せばある程度の勝率を得られるよね、という予測が立てられました。

誰が何を出すか、どういうプールがあるのかを考えた時に、誰を当てるのか選択肢を4人分持っていたので、4人でぶつかれたのは優位性があったと思います。

一度敗れるも、3連勝で追い上げ見事優勝!

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ScholarsLab編集部

最も印象に残っているゲームとその理由を教えてください

YUUさん

僕は2つあります。1つは予選会でベスト32〜16を決めるときです。これを勝ち進めれば本線が見えるところで、集中力もすごくて、この時こうすれば絶対勝てるというのが見えていて、8連勝して決勝出場を決められたのが印象的でした。

もう一つは最後のSPAMANDRICEとの戦いで、実はスペインのAXIECONで彼に負けていたんです。なので因縁の対決でした。最初に当たった時に負けてしまったのですが、「負けたままじゃいられない」と思って。最終戦で再びぶつかって、運よく勝てて嬉しかったです。負けられないライバルみたいなのができていくのはeスポーツにもあると思います。

ScholarsLab編集部

最初に惜しくも負けてしまいましたが、その後ストレートで3連勝!そのまま優勝するというシンデレラストーリーを繰り広げたと思います。勝った瞬間の感想を伺いたいです。

YUUさん

決勝で戦ったQU3STというチームはMETAT8とライバル関係で、負けたくないという思いがありました。

僕は苦戦しましたがゲームを1:1に持ち込めた時には、「よっしゃー!」というよりも安心感があって。一番最後は絶対勝ってやるという気持ちが一番強かったです。

minoが勝った時も思いっきりハイタッチしたし、de-hiの勝ちが見えた時はMino と後ろで「よしっ!」てやっていました。

優勝が決まった時は「勝ったぞー!」という気持ちでやはり嬉しかったですね。

大会を終えて:AxieInfinityの認知度を広げて、一緒にプレイしたい

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ScholarsLab編集部

大会が終わって次の目標はありますか?

YUUさん

一番は日本でAxieプレイヤーを増やしたいし、Axieの認知度も上げていきたい。

やはり自分がやっているゲームは、みんなでやれたら嬉しいし、自分のやっているゲームを他の人に話せるのがいいなと思うんです。

具体的にはAxieLabsといミートアップを東京で開いています。そこで日頃プレイしている仲間と話せるし、興味のある人に説明できます。そういったところを中心にもっと広めていくというのを自分主体でやっていきたいと考えています。

ScholarsLab編集部

Axieのeスポーツ化への展望をお聞かせください。

YUUさん

eスポーツ化という意味だと、みているお客さんが楽しめるかがポイントだと思っています。

ブロックチェーンゲームのeスポーツとしてAxieは注目されていますが、お客さんにとってNFTを使っているかどうかはどうでもいい話です。

将来的にはNFTを使っているかどうかは主軸ではなく、どれだけカードゲームとしての熱狂があるのか、ファンを巻き込めるのか、どれだけ今後ゲームとしてのクオリティを上げていけるかがポイントです。

YUUさん

またAxieは賞金を出せるのが大きなポイントだと思っています。そこを強みとして賞金や、eスポーツ大会の助成金を出せる。そこを活用して盛り上げにブーストをかけられれば、変わってくるのではないでしょうか。

Axieだけの魅力としてはゲームのクオリティを上げつつ、今のNFTというブームを逃さずに、資金力がある強みを大切にして、お客さんを巻き込んでいけばさらなる発展も夢ではないです。

eスポーツといえばLoL、VALORANT、Axieみたいに、今のゲームのタイトルに並ぶまで盛り上げられたらいいなと思います。

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ScholarsLab編集部

少し話は広がりますが、今後はAxie含めて、Eスポーツ自体は広がっていくと思いますか?

YUUさん

Eスポーツはどんどん盛り上がるんじゃないでしょうか。まず日本の環境でいうと、「ゲームやってるんじゃないよ」という環境から、ゲームは思考を柔軟にするし、コミュニケーションもできるし、成長にいい影響があると認知が広がっていると思います。

ゲームが一流であることを言いやすい環境になってきていますし、友達がプロゲーマーだと聞くと羨ましいと感じることもあります。認知の変化によって、見にいく人、目指す人が増えて、市場規模が大きくなる最中だと思う。

もっとワールドカップやオリンピックみたいに、ゲームが主役のコンテンツが成長していくと嬉しいし、実際にそうなっていくと思っています。

ScholarsLab編集部

これから始める人にコメントをお願いします

YUUさん

一緒にプレイしましょう!

Axieは今から始めると何からやればいいのかわからない入り口が重たいゲームです。なので、入り口で諦めて抜けてしまうと悲しい。ぜひぜひコミュニティに積極的に顔を出していただいて、一緒に楽しんでいきましょう。

私がやっているAxieLabsという日本人がリアルで集まるところなので、初心者からコアの人まで誰でも入れます。フラットにみんなで楽しみながら、所属も関係なくコミュニケーションをとっていきたいです。

最後に一言:稼げるだけじゃないAxieの面白さを知って欲しい

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ScholarsLab編集部

最後に読者の方へ一言お願いします!

YUUさん

Axieは去年の印象が強くて稼げるからやっていると思われているんです。また札束で戦うゲームと思われています。

本当にゲームを攻略して楽しんでいるのをなかなか信じてもらえないというのが現状です。

僕らは1つのカードゲームとしてどうデッキを作るかとか、どういう戦略をとるとかの奥深さを楽しんでいます。僕らが変人というわけではなくて、世界中に仲間がいるんです。

YUUさん

賞金は1つのプレイ理由になりますが、それだけだったらここまで盛り上がりません。ゲームとして競技性、奥深さもあって盛り上がっていると思うんです。

Axieはこれだけ楽しいんだ!っていうのを皆さんに伝えたい!

世界一位というのを多くの人が反応してくれたし、Eスポーツの大会で日本人が優勝するというのも珍しいんです。それを達成できたので、これをきっかけに真剣に楽しんでいることが皆さんに伝われば嬉しいなと思います。

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