- NFTレンタルプラットフォームのreNFTが2回目の資金調達
- 前回は150万ドル(約1.9億円)、今回は500万ドル(約6.6億円)
- Animoca BrandsやLongHash Venturesは前回に引き続き参加
- 資金は製品の幅を広げるなどに使われる
reNFTが500万ドルの資金調達ラウンドを完了
reNFTは7月27日、500万ドル(約6.6億円)の資金調達ラウンドを完了しました。
明確な使い道は明かされていませんが、「reNFTが雇用を加速し、複数のブロックチェーンにわたる統合を獲得、製品の幅を拡げるのに役立ちます。」としています。
今回主導したのはMechanismとgumi Cryptos Capital (gCC)。
参加した他の投資家・企業は以下のとおりです。
Gemini、The Sandbox、OpenSea、Sfermion、Morningstar Ventures、EveryRealm、OP Crypto、Fourth Revolution Capital、Metastreet など
加えて、以下の投資家・企業からは継続的にサポートを受けていると強調しています。
Animoca Brands、LongHash Ventures、Lattice、SkyVision Capital
主導したMechanism CapitalのBrian Fakhoury氏は次のようにコメントしました。
強力なレンタルプリミティブがなければ、NFT は資本効率と使いやすさの点で的を射ていないことになります。NFT を資本資産やアプリケーションのゲートウェイとして組み込むプロジェクトでは、カスタムビルドロジックに依存するのではなく、reNFT のような実績あるインフラを活用する必要があるでしょう。私はこれが流動性の向上、ゲーム経済の強化、新規暗号参加者の参入障壁の低減など、強力な下流効果をもたらすと確信しています。ニックとそのチームは、この点で、メカニズム設計の最前線にいます。V2が多くのユーザーに向けて展開される中、彼らを支援できることに大きな喜びを感じています。
引用元:Medium
加えて、NFTのレンタル、貸出、GameFiの自動化を独自のマーケットプレイス、またはエコシステムに統合することも併せて発表しました。
Axie Infinityなどで行われるレンタルは全て人の手で行われていますが、これを自動化することが信頼性を高め、コストを下げることに繋がるとのことです。
結果、削減したコストの多くをNFTの所有者と借主に提供することが可能になります。
なお、reNFTのレンディングツールは、イーサリアムおよびアバランチブロックチェーン上で既に完成しており、ポリゴンおよびソラナが間もなくリリースされることを報告しました。
関連情報
2021年10月には150万ドル(約1.9億円)の資金調達を完了しています。
AnimocaBrandsが主導で、Lattice Capital、Play Ventures、MetaCartel Ventures、Scalar Capital、LongHash Ventures、SkyVision Capital、Fedora Capital、Maeve Venturesが参加しました。
2月にはTwitterにてプラットフォームのV2を公開。
4月に公式発表を行い、もっとユーザーフレンドリーになったプラットフォームを公開しました。
reNFTとは?
reNFTとは、資産を使用する一時的な権利によって満たされるニーズに注目したマルチチェーンNFTレンタルプロトコル、及びプラットフォームです。
これにより世界中の人が暗号資産を相互に貸し借りすることを可能に。
一時的に保有することでNFT保有者限定のゲームに参加したり、イベントに参加したりすることもできるようになります。
リンク
プラットフォーム:https://v2.renft.io/
参照元:
https://medium.com/renftlabs/renft-announces-new-funding-round-to-accelerate-growth-of-gamefi-in-web3-830702329085
https://www.coindesk.com/tech/2021/10/08/nft-rentals-why-vcs-are-backing-a-puzzling-new-project/
Twitter:https://twitter.com/renftlabs?s=20&t=DPxcqpKvuQsS6SK0MkjrhQ