あまりのグラフィックのクオリティに BCG(ブロックチェーンゲーム) もここまできたかと、感嘆の声が続出!
ホワイトペーパーに記された内容がハードコアFPSと名高いタルコフに通じるものがあると話題のSHRAPNEL。この記事ではそんな SHRAPNEL の概要から稼ぎ方の道筋まで徹底解説いたします!
- SHRAPNELの概要が簡単に分かる!!
- SHRAPNELの稼ぎ方のビジョンが見えてくる!!
- 今できることが早わかり!!
SHRAPNELとは?
まずはこちらをご覧ください。
こちらが一部界隈をざわつかせたトレーラーの映像です。映像のクオリティもさることながら、ゲーム性を端的に理解することが出来ます。
SHRAPNELはハードコアFPSのAvalancheチェーンのブロックチェーンゲーム です。内容はEscape from Tarkov (通称:EFT、タルコフ)などに近いと言われています。ゲームの主目的は装備( NFT )を持ち込んでMAPに降り立ち、他のプレイヤーと争いながら資源を回収したり、ミッションをこなしながら特定地点まで辿り着くことです。プレイ中に入手したアイテムは MAP から脱出したときに初めて正式に獲得できます。
一番の売りは、死亡時に装備 ( NFT ) をドロップするということ!!全ての行動、戦闘に緊張感が生まれ、刹那の判断に迷いが生じます。それが楽しい。これじゃあ怖くて遊べないよ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、安心してください。装備を失わない代わりに、ローリターンな状態で遊べるモードもあります!!そして、それとは逆に見た目装備すら失う、更にハードコアなモードも……。
SHRAPNELの特徴
SHRAPNEL は Unreal Engine5 で制作されており、映像の綺麗さは一般ゲームに遜色ない完成度です。また、ブロックチェーンゲーム であることを生かした仕組みが導入されています。その仕組みも含めて、それぞれの特徴を見ていきましょう。
- 資産を奪い合う!! 緊張感のあるPvP
- FPSのマナー違反防止!! 評判システム
- 自分だけの武器が作れる!! 豊富な武器カスタマイズ
- 遊べて、作って、稼げる!! PCC(Player-Created Content)
- ビルド色々!! 選べる3つのオペレータークラス
白熱する PvP ( Player versus Player )
前述した通り、SHRAPNELでは死亡時に装備(NFT)をドロップします。ドロップなのでその装備をその場に落とし、同じマップにいる誰かが拾えます。それはあなたも同じで、誰かの落とした装備を拾うことができるのです。
ブロックチェーンゲーム にとって NFTとは資産そのもの。これにより PvP に添えられた緊張感。ゲームプレイで資産を互いに奪い合うこのシステムは既存の FPS にはない、ブロックチェーンゲームならではの SHRAPNEL の大きな魅力の1つです。
※ 正確には environment(敵対NPC等)との戦闘もあるため、PvPvE 。
評判システム
SHRAPNELには 評判システム(原文:reputation system)があります。
評判が良いと、ゲーム内でブーストがあったり、後述する PCC(User Generated Contents)での作成物がマーケットプレイスで発見されやすくなったりと、結果的に報酬の増加につながります。
評判は3つの要素で決まります。
- プレイヤーとしての評判
プレイスキルと優れたスポーツマンシップ。 - クリエイターとしての評判
マーケットプレイスでのランキングや売上など。 - コミュニティでの評判
SHRAPNELにおける他者の扱いとコミュニティへの貢献。
また、評判システムの最大の魅力はゲーム中にタイムアウトなどのネガティブな行為をすると評判が落ちるということ。FPSにはマナーの悪い行為は付きもの。しかし、評判が悪くなると SHRAPNEL から追放されてしまうのでこういった行為が未然に防ぎやすくなります。
豊富な武器カスタマイズ
3-1. 武器の構成
武器は Component と Attachment で構成されています。全て NFT です。それぞれのパーツにステータス(原文:Attributes)があり自由に組み合わせることで自分だけの武器をつくることができます。パーツはゲームプレイで入手、マーケットプレイスでの購入、製造(Gunsmithing)などで入手できます。
①コンポーネント
武器の組み立てに必要なパーツです。武器を組み立てるには Stock、Reciever、Barrel、Lower Assembly、4つのコンポーネントが必要。現実の銃器の部品に即しており、ハンドガンのパーツを別のハンドガンに流用することはできますが、ライフルに使うことはできません。
②アタッチメント
プレイヤーが任意で追加できるオプションパーツで、ボーナスや機能の強化に使用。武器は3〜5個のアタッチメントスロットがあり、稀に武器を製造した段階で増えることもありますが、基本的にスロット数はコンポーネントによって決まります。
アタッチメントによって武器の反動を低減させたり、射程を伸ばしたりなどすることができます。また、アタッチメントの変更はゲームセッション中に簡単に行うことができます。
パーツ・装備について
パーツ・装備の重要ポイント、簡単まとめ。
- 武器パーツや防具には Standard、Refined、Perfectedの3種類の Tire があり、Tire が上がるほど強力。しかし、Tire の高い装備がなければ勝て無いレベルではない。
- Tire の高い装備を手に入れるには Gunsmithing をして製造するか、他のプレイヤーから奪うか、買う。
- 武器はコンポーネントに分解でき、Refined、Perfectedの装備などは分解することで下位の複数の装備にすることも可能。
- 製造にはレベルがあり、レベルが高いほどパーツ製造時などに性能が良くなる可能性がある。
- パーツ・装備は後述する SHRAP を使いマーケットプレイスで自由に売買可能。
- 装備の高騰を防ぐため、Standard 装備は運営からドルで固定された金額で購入可能。
作って稼ぐ!! PCC(Player-Created Content)
SHRAPNEL にはユーザーが作成できるゲーム内コンテンツがあり、武器や装備の見た目装備、戦闘をするマップ、マップオブジェクト、トーナメントの主催など多くのことができます。
また、装備や MAP には専用の作成ツールがあり、PCC に参加する敷居を下げています。それぞれ詳しく見ていきましょう。
見た目装備( Vanity )
見た目装備は Common vanity と Classified Vanity の2種類があります。
Common vanity は誰でも作れる見た目装備。数や販売に制限はなく SHRAP を払えば誰でも作成が可能です。
Classified Vanity は SHRAP と Classified Materia を使って作成する見た目装備。コモンを作成するツールよりも優れたツールが提供され、より細かな表現ができます。
Classified Materia の供給量は決まっているが、作成済みの Classified Vanity を分解することで Materia を手に入れることも可能。スポンサーシップ制度があり、腕が良ければ作成手数料を肩代わりしてくれることでしょう。
マップとオブジェクト
SHRAPNE では専用のツールと基本的なアセットが提供されており、SHRAP を支払えば戦闘マップやマップオブジェクトをユーザーが自由に作成できます。皆が良く遊ぶマップであればランドの所有者にマップを提供し、報酬を得ることも可能です。
ランドについて
ランドには4つの種類があります。マップとの関係性の理解を深めるために、ランドについて見ていきましょう。
- 供給量無限のランド。新規に作られた MAP はここに配置。
- MAP はクリエイターによって無数に作られる。
- キュレーターはこのランドから人気がでそうな MAP を発見し、紹介する。
- 供給量は 84。
- ランドのオーナーが No Man’s Land に配置された MAP から使いたい MAPを自分のランドに配置。
- 1つのランドには1つの MAP しか配置できない。
- 人気のある MAP は自動的に PODIUM LAND に配置される。このとき、ARENA ランドオーナー は PODIUM LAND に MAP を送り出した状態で新しく MAP を配置することができる(人気はステーキングされている SHRAP 量などで判断)。
- PODIUM LAND に送り出した MAP からも収益を得ることができ、送り出す MAP の数に制限はない。つまり、送り出せば出すほど収益が上がる。
- 供給量は 6。
- 機能は ARENA LAND とほぼ同じだが、PODIUM LAND の横に設置されているため、ARENA LAND よりもプレーヤーに発見されやすい。
- ランドオーナーは MAP の見つけやすさから考えると PODIUM LAND に MAP を送り込みやすい。
- 供給量は 36。
- 人気のある MAP が自動で配置されるため、ランドオーナーは MAP を発見する必要が無い。ランドに配置されている MAP が使われると報酬が得られる。
つまり、ランドオーナーが最大の利益を得る方法は、良い MAP を発見し PODIUM LAND に送り込み続け、複数の MAP から報酬を貰うことです。
選べる3つのオペレータークラス
SHRAPNEL にはスキルの異なる3つのオペレータークラスがあります。Assault、Survivalist、Infosecの3種類です。それぞれに専用のスキルツリーがあり、プレイヤーはオペレーターを成長させることで、様々なアビリティや特殊装備をアンロックできます。
また、初心者や、装備を壊さずにプレイしたい方のために、ローリスク・ローリターンでプレイできる「 Contract Operator 」というクラスも用意されています。Contract Operator はランダムな装備とクラスでゲームをプレイできます。その際に入手した装備などは、取引することができません。取引可能にするには通常のオペレーターでゲームをプレイしてクリアする必要があります。
SHRAPNELの稼ぎ方
SHRAPNEL での稼ぎ方は大きく分けて4つあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
PLAYER
プレイヤーの稼ぎ方は単純明快。戦いで勝つことです。ミッションをクリアし、SHRAP を受け取り他のプレイヤーから装備を奪うことで報酬を得ます。
CREATOR
クリエイターの稼ぎ方は PCC の創作です。見た目装備の販売や、作成した MAP を使ってもらうことで報酬を得ます。
CURATOR
キュレーターの稼ぎ方は No Man’s Land に配置された優良な MAP をランドオーナーに売り込み、MAP を使用してもらうことです。MAP がランドオーナーに使われている限り報酬を得ることができます。
また、バニティアイテムやマップに SHRAP をステーキングし、それらのパフォーマンスや人気度への貢献に応じて報酬を得ることもできます。
LAND OWNER
ランドオーナーの稼ぎ方は人気のある MAP と契約し、所有している土地で遊んでもらうことです。使用している MAP が人気になり、Podium に辿り着くと人気 MAP からの収益を得ながら新たに自分の土地で MAP をホストすることが可能になり、より多くの報酬を得ることができるようになります。
SHRAPNELのトケノミクス
- シングルトークン制
- 規格 ERC-20、Avalancheチェーン
- 総供給量 30億
- ガバナンス
- プレイヤー作成コンテンツ (PCC) の作成
- ステーキング
- バリデータへの支払い
- マーケットプレイスでの売買
注目すべきはチームとシードの割合が多いということと、6ヶ月目から投資家達のトークンロックが解除され始めるということです。
SHRAPNELの始め方・今できること
SHRAPNEL はまだゲームやトークンをリリースしていません。そのため、今できることは Operators NFT をどのタイミングで購入するか考えることだけです。この NFT には様々な特典が用意されています。
- ゲーム内特典とゲーム内アセットを使用できる。
- NFTの保有量、レアリティに応じて、エアドロップ(次の NFT やトークン)がある。
- BTSパス (詳細は未アナウンス)
- ゲーム早期アクセス
- クリエイターツールの早期アクセス
- SHRAPNEL デジタルコミックブック(現在、特典はなし。今後追加の可能性は有り)のエアドロ
- ゲーム内の PFP として使用できる。
- UE5 で作成。ゲーム内でアバターとして使用できる、かもしれない。(公式は確約はしていない)
これらの特典を鑑みて、いつ参入するかタイミングを考えましょう。
Operators NFT Collection Opensea Link
https://opensea.io/collection/shrapnel-operators-collection
Operators NFT Comic Books Opensea Link
https://opensea.io/collection/shrapnel-operators
SHRAPNEL のチーム & パートナー
SHRAPNEL 投資家、資金調達情報まとめ
- Griffin Gaming PartnersとPolychain CapitalおよびForteが主導で、1,050 万ドルの資金調達を実施
- プライベートトークンセールでは700万ドルの調達に成功。Dragonfly、Defiance、Spartan、Overwolf等が参入
- エンジェル投資家では、プロゲーマーである Dennis Fong aka Thresh氏、Valorant およびRaid Base の共同創設者である Stephen Lim 氏らが参加
- ゲームギルドはMeritCircle、GuildFi 等の大手ギルドが参加
- 米国のゲーミングデバイスメーカー大手である Razer とも提携
チーム情報
チームはアメリカのシアトルに本社を置くスタジオNeonです。
ゲーム、テレビ、映画、グラフィックノベルの分野で働く、デザイナー、プロデューサー、アーティスト、プログラマーの集団で、HALO、Call of Duty、Westworldなどの有名ゲームタイトルに携わった人材が数多く在籍しています。
中には、Xbox、Electronic Arts、LucasFilmなどの企業出身で、英国アカデミー賞やエミー賞を受賞したゲーム業界のベテランも。
CEO含め一部は、HBO Interactive からのスピンアウト組など、出身企業や携わった作品には有名なものが多数あります。
CEO Mark Long氏
- HBOの出版部門を率いる前は、Microsoftに勤務し、xCloud プラットフォームの開発を支援
- SEGA Genesis などのプラットフォームから Oculus Rift まで、32 以上のタイトルを制作
アドバイザー Ali Kabbani
- “Myth”として知られているアメリカのライブストリーマー、Fortniteプロプレーヤー。
- ソーシャル プラットフォーム全体で 2,100 万人を超えるフォロワーがいる。
アドバイザー Neal Stephenson
- メタバースという単語を生み出した”Snow Crash”の作家。
SHRAPNEL のまとめ
SHRAPNEL は現在のところキャンペーンモードの実装予定は無いようです。戦いが大好きな方には特にオススメ。10回キルされても、1回のキルで大物を引き当てれば良いのです。
また、ゲームコンテンツのクリエイターが増えると良い作品も数の中に埋もれてしまう、という弱点をキュレーターという立場を儲けることで解決しようとしているところは、他のプロジェクトにはあまり見られない点です。
ハードな FPS 体験をしたい方、そして作るの得意だぜというクリエイターの方は是非このプロジェクトを追いましょう!!ただ、リリースはロードマップを見る限りかなり先になるのは間違いないので気長に待ちましょう。
SHRAPNEL のリンク
【公式HP】https://www.shrapnel.com/
【whitepaper】https://www.shrapnel.com/Shrapnel-White-Paper.pdf
【EconomyPaper】https://www.shrapnel.com/Shrapnel-Economy-Paper.pdf
【Twitter】https://twitter.com/playSHRAPNEL
【Discord】https://discord.com/invite/shrapnel