Tree(木)とメタバースという言葉をかけ合わせたようなタイトルの「 Treeverse 」。ゲームのリリース前にもかかわらず、NFTが1時間で売り切れるなどの人気っぷりを発揮しています。
では、本ゲームの一体何がプレイヤーの心を掴んでいるのでしょうか?今回はTreeverseについて、下記のような内容を紹介していきます。
- Treeverseの概要
- 3種類のNFTとその違い
- 特徴と魅力
- 現在判明しているコンテンツ内容
Treeverse とは:独特なNFTが人気のモバイル向けMMORPG
Treeverseはモバイル向けのオープンワールドMMORPGです!
MMORPGとはMassively Multiplayer Online Role-Playing Gameの略称で、日本語にすると「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」となります。何だか難しい響きがしますが、要するに大人数で同時にプレイできるということですね。
最近では元素騎士ONLINEなどMMORPG関連ゲームが注目を集めています。
「ゼルダの伝説」のような雰囲気の漂う本ゲームでは、バトルや探検などを仲間とプレイ可能!8月1日に最初のNFTをリリースした際は、なんと10,420個のNFTが1時間で完売するなどの人気っぷりを見せました。
トークンの上場はまだですが、今から楽しみにしている方も多いようです。
Treeverse 特徴:個性的なNFTとモバイル対応
これまでにもMMORPGで稼ぐことができるゲームはリリースされてきましたが、Treeverseには他と異なる特徴が存在します。
- 個性的な3種類のNFT
- モバイル向けMMORPG
ぜひ、ゲームを始める前に確認しておきましょう!
個性的な3種類のNFT:Nftrees、Plots、Timeless
Treeverseには、3種類のNFTがあります。
- Nftrees
- Plots
- Timeless
全てが既にリリースされており、現在は二次流通からのみ入手できるという状態です。
特に「Nftrees」はフロア価格が13.5ETHと、かなり高額になっています。
Nftrees:フロア価格13.5ETHの木
- 供給数:420
- フロア価格(8月時点):13.5ETH
様々なバフを持った果物が実る木です。どのような果物が成るかはレアリティなどによって変化するようですが、詳細はまだ不明。
ただ、所有者は成った果物の価格を販売し、他のプレイヤーに売れることは判明しています。所有者が得られる金額は設定した金額の90%のみで、残り10%はバーンされるとのことです。
Plots:建物を建てたり貸したりできる土地
- 供給数:10420
- フロア価格(8月時点):0.88ETH
土地のNFTのようなものです。10,420のうち420Plotsは、Nftrees所有者にエアドロップされました。
他10,000個も既に完売しており、今後新しく販売されることはないため、これから購入するなら二次流通から入手するしかありません。
Plot内には好きな建築物を建てることが可能!建てた後は個人の家として維持するか、公共施設として公開することができます。
土地を冒険者にレンタルし、不動産収入を得るという使い方もできるようです。
Timeless:CC0のアバタースキン
- 供給数:11111
- フロア(8月時点):0.4ETH
アニメ調のNFTで、アバターのスキンとして使えます。他のゲームでもよく見るスキンNFTですが、TimelessはCC0(Creative Commons Zero)であるところが最大の特徴。
著作権などの権利が破棄されており、所有者は他のメタバースでも使えるようですね。
TimelessはPlotsとNftreeの保有者のみが無料でミントできました。現在は他のNFTと同じく、二次流通でしか手に入れることができません。
モバイル向けMMORPG:PC向けはモバイル以降リリース予定
これまでにリリースされたブロックチェーンゲームのMMORPGでは、PC向けが主流でした。
しかしその点、Treeverseはモバイル向け。モバイルの後PC向けもリリースするようですが、あくまで最初の目標はモバイルでのリリースのようです。
恐らくインストールするだけでプレイできるような、簡単な手順で始められるのではないでしょうか。ただし、モバイルだと容量がネックになりがちなので、今後の開発に注目です!
Treeverse チーム:League of Legendsに携わっていたメンバーも
開発しているのはEndless Clouds。NFT投資家であるLoopifyとAizeaによって共同設立されました。
チームには過去League of LegendsやRainbow 6 Siegeなどに携わってきた人物もいるようで、かなり期待が持てそうです。また、AnimocaBrands、SkyVision Capitalなどがパートナーとして支えているようです。
Treeverse 過去の資金調達:AnimocaBrandsなどが参加
Treeverseは、2021年10月に2500万ドル(約33億円)の評価額で資金を調達しています。
参加したのはIDEO Ventures、Animoca Brands、SkyVision Capital、Stani Kulechov、そしてエンジェル投資家などです。
Animoca Brandsが入っていることから期待できるプロジェクトと言えるでしょう。
Treeverse 遊び方:「冒険」「建築」「バトル」がポイント
では、リリース後どのようなコンテンツが用意されているのでしょうか。
今のところ分かっているのは下記の3種類です。
- 冒険
- 建築
- バトル
冒険:ストーリーを進めてクエストにチャレンジ
ストーリーを進めることでNPCからクエストを受けられるようになります。クエストは特定の条件を満たした時や、特定の場所に到達した場合に発生するよう設定されているようです。
そのため、自分のペースでツリーバースの世界を冒険できます!また、自分でサブクエストを発生させることもできるようですよ。
建築:自分の土地に家を建てて活用
ツリーバースの世界では、材料や資源を集めることで、自分の土地に家を建てられるようです!
建てた家は全ての冒険者に公開したり、非公開にしてギルドメンバーなど一部の仲間を招待したりできます。招待された人は、どうやら建物の中で武器を製造できる様子。
もしかしたら、他の冒険者に売って稼げるようになるのかもしれませんね。
バトル:装備を強化して仲間とともにモンスター討伐
オープンワールドの醍醐味は、やはり仲間との協力プレイにありますよね!ツリーバースも例に漏れず、仲間と共にモンスターと戦うことができます!
どのような敵・モンスターが出現するのかはまだお楽しみです。
PvPは実装されるのか?
[🫣] pic.twitter.com/hpGJaIQsZL
— Treeverse (🌱) (@TheTreeverse) July 20, 2022
紹介したものは全てPvE(プレイヤー対環境)ですよね。PvPのコンテンツは用意されているのでしょうか?
調べてみたところ、将来的には実装する予定でいることが分かりました。今のところPvPの要素は含まれていないようです。
モンハンのようにPvPがなくとも楽しめるゲームはたくさんありますので、今後の動向に注目です。
Treeverse まとめ
「ゼルダの伝説」のような雰囲気で、しかも無料で開始できるファンタジー系オープンワールドMMORPGの「Treeverse」。
まだホワイトペーパーも準備中のようで、限られた情報しか解禁されていませんでした。
にもかかわらず、Twitterのフォロワー数は既に8万人を突破しており、NFTもフロア価格が数万円するほどに人気を博しています。
ぜひこの機会に情報収集としてSNSをフォローしてみてはいかがでしょうか?
Treeverse リンク集
Twitter:https://twitter.com/TheTreeverse
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UC-txmjw3iAs9-gz8D9i5QUw/featured
ホームページ:https://www.treeverse.net/