Z世代向けメタバースアプリ「BUD」は約3700万ドル(約47億円)を調達したと発表しました。
2月に調達した資金を合わせると、その調達総額は約6000万ドル(約76億円)にも上ります。
前回から引き続き、今回の調達に参加した企業・投資家は以下の通りです。
資金の明確な使い道は明らかにしていませんが、今後同プロジェクトにはNFTマーケットプレイス導入の計画があるとのこと。
マーケットプレイスに採用するブロックチェーンやトークンについては「まもなく稼働する」としています。
共同創設者のShawn Linは「私達はブロックチェーンを消費者に提供し続け、クリエイターが真に作品を所有し、収益化できるようにしていきます」とコメントしました。
アプリは11月にリリースされ、マーケットプレイスでの取引量は1億5000万回超えを記録。
市場情報会社SensorTowerによると、アプリは北米、東南アジア、南米など約40カ国でソーシャルアプリのトップ10にランクインし、タイとベトナムではAndroidアプリでトップを維持しているとのことです。
今年2月には約1500万ドル(約19億円)の資金を調達しました。
BUDとは?
2019年に設立されたZ世代(2000年以降に生まれた世代)向けのソーシャルプラットフォームです。
ドラッグ&ドロップのみで簡単にメタバースを作ることができるノーコードツールを採用しているため、誰でもRobloxやZepetoのようなメタバース空間、3Dキャラクターなどを作成することができます。
現状初期費用無料、広告なし、手数料も無料です。
リンク
公式サイト:https://www.joinbudapp.com/
Twitter:https://twitter.com/budcreate?s=20&t=w2-xN6Dk6UV3vNEvkBvgDQ
参照元:https://techcrunch.com/2022/05/22/metaverse-social-bud-funding-37-million/
Sequoia Capital India、ClearVue Partners、NetEase、Northern Light Venture Capital、GGV Capital、Qiming Venture Partners、Source Code Capital