先日AxieInfinityのRonin Bridgeは先月、700億円以上の大規模なハッキングに遭いました。
米国当局はLazarusと呼ばれる北朝鮮のハッキンググループが、今回の事件に関係していると発表しています。また4月14日時点で制裁リストに該当Ethereumアドレスを追加しました。
Ronin Bridgeは月末の再稼働を目指して、セキュリティ対策を行っているとのことで、月末までに今回のハッキングに関する調査結果も発表する予定です。
ハッキングについて
3月30日にAxieInfinityのRoninBridgeが700億円以上のハッキング被害にあったと発表。3月23日にハッキングされましたが、ユーザーからの声で30日に発覚しました。
RoninBridgeとKatanaDEXは一時停止し、さまざまな機関と協力して、資金の回収に取り組むとコメントしています。
4月6日にはハッキングの補填を行うために、およそ185億円の資金調達を実施。Binance主導で、AnimocaBrandsやa16zが参加しました。
Axie Infinityの概要
Axie Infinityはブロックチェーンを基盤としたGameFiです。ポケモンからインスピレーションを受けたゲームで「Axie(アクシー)」というNFTのモンスターを戦わせることで暗号資産のSLPを稼ぐことができます。
2018年にベトナムの開発企業SkyMavis社からリリースされました。昨年末にはデイリーアクティブユーザー数が240万人を突破し、フィリピンやベトナムなどの東南アジアでは本業として稼いでいる方も相当数いるということで知られています。世界で最も人気のGameFiのひとつです。
リンク
公式サイト:https://axieinfinity.com/
Twitter:https://twitter.com/AxieInfinity?s=20&t=o9oNxTHwTP6K6Y4LPaxpjg
参照元:
https://www.coindesk.com/policy/2022/04/14/us-officials-tie-north-korean-hacker-group-to-axies-ronin-exploit/
https://roninblockchain.substack.com/p/community-alert-ronin-validators?s=w