MetaMask(メタマスク)の概要
MetaMask(メタマスク)は、様々な仮想通貨(トークン)を管理・送受信・関連サービスに接続できる暗号資産(仮想通貨)ウォレットです。仮想通貨ウォレットとは、その言葉の通り、「仮想通貨(を保管できる)ウォレット」であり、世界中で発行されたブロックチェーンベースの仮想通貨を管理することができます。
この記事では、仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」に、バイナンススマートチェーン(BSC)を追加する方法をご紹介します!
セットアップ
仮想通貨ウォレット「MetaMask(メタマスク)」を既にダウンロード済みの方は、次にセクションである「バイナンススマートチェーン(BSC)とMetaMaskを接続する方法」に進み、ウォレットをバイナンススマートチェーン(BSC)に接続しましょう。
またMetaMask(メタマスク)をダウンロード、設定していない場合は、「MetaMask(メタマスク)の詳細」や「ダウンロード方法」については、以下の関連記事で紹介していますので、一度、チェックしてみてください。
バイナンススマートチェーン(BSC)とMetaMaskを接続する方法
MetaMask(メタマスク)は初期状態で、イーサリアムやETHチェーンに関連したトークンのみしか管理できない状態です。そのため、イーサリアムチェーンで表示されるアドレスへ、「バイナンススマートチェーン(BSC)」のトークンを送金した場合、資産を失う可能性があります。
そのため、ここからは「バイナンススマートチェーン(BSC)」をメタマスクに追加し、バイナンススマートチェーン(BSC)に関連したトークンを入金できるように設定していきましょう!
1,ウォレット拡張機能を開く
ウォレット拡張機能(MetaMask)を開き、画像で「イーサリアムメインネット」と表示されている一番上のネットワークドロップダウンメニューを選択します。
2,ネットワークを追加(1)
次に「ネットワークを追加」を選択します。
3,ネットワークを追加(2)
最後に上記画像に表示されている各項目に、以下の情報を入力しましょう。入力が完了後、「保存」を選択で、バイナンススマートチェーン(BSC)の追加は完了です。
メインネット
ネットワーク名 | Binance Smart Chain |
新しいRPCのURL | https://bsc-dataseed.binance.org/ |
チェーンID | 56 |
通貨シンボル | BNB |
ブロックエクスプローラーのURL | https://bscscan.com |
テストネット
ネットワーク名 | Smart Chain – Testnet |
新しいRPCのURL | https://data-seed-prebsc-1-s1.binance.org:8545/ |
チェーンID | 97 |
通貨シンボル | BNB |
ブロックエクスプローラーのURL | https://testnet.bscscan.com |
4,設定完了
以上で、MetaMask(メタマスク)アカウントにバイナンススマートチェーン(BSC)へ接続が完了しました!
メインネットとテストネットの違い
一般的に私たちが使用するバイナンススマートチェーン(BSC)は、「メインネット」です。テストネットは、開発環境におけるテスト用のネットワークですので、間違えないようにしましょう。
開発環境でのテストを実施する際は、テストネットを追加しましょう。このテストネットでは、「Binance Smart Chain Faucet」にて、BNBを無料でClaim(請求)することができます。操作方法については、テストネットをMetaMask(メタマスク)と接続し、アドレスを取得します。
取得したアドレスを、「Binance Smart Chain Faucet」に入力し、「Give me BNB」を選択しましょう。BNBNを取得後、テストネットで使用できるBSCチェーン上のトークンとSwap(スワップ)や流動性提供(Liquidity)などの操作を実行できます。