「Weekly Newsletter」では先週の主なGameFi関連ニュースを5つピックアップします。主なトピックは下記の通りです。
コロプラはブロックチェーンゲーム子会社の設立を発表
白猫プロジェクトなどで有名な株式会社コロプラはブロックチェーン事業を行う100%子会社、株式会社Brilliantcryptoの設立を発表しました。
ブロックチェーンゲームは新しいゲームが出てきても長続きしないものが多いのが現状。そこで、Brilliantcryptoは従来のP2Eにおける持続可能性という課題の解決を目的としているようです。
またプレスリリースでは「持続可能なPlay to Earnを実現したいと考え、ゲームをプレイすることが世の中に価値を生みだす「Proof of Gaming」という新しいコンセプトを考案しました。」と記載されています。
詳細はまだわかりませんが、これまでコロプラが提供してきたゲームの知見を活用したブロックチェーンゲームということで期待が高まります。
株式会社コロプラはダウンロード数1億を超える人気ゲーム「白猫プロジェクト」で有名な企業。他にもダウンロード数200万以上の「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」など複数の人気タイトルを提供しています。
ソース:https://colopl.co.jp/news/info/2022110901.php
LINE StudioがSANDBOXとの提携を発表
LINE株式会社のグループ会社にあたるLINE StudioはSANDBOXと提携を発表しました。今回の提携によりLINE Studioの提供してきたゲーム、ゲーム内キャラクラーをSANDBOXのメタバースに登場することになります。
また韓国のコンテンツがメインとなるK-verseにLINE studioのブースを設置することも同時に発表されました。このブースでは人気コンテンツの「LINEレンジャー」「LINEシェフ」などのゲームを体験できるようです。
LINEは多くの人にとって馴染み深いメッセージアプリ。これまでWeb3に関して積極的な取り組みを行なっており、NFTマーケットプレイス「LINE NFT」の提供や、STEPNと日本ローカライズ化に向けての提携なども発表しています。
ソース:https://sandboxgame.medium.com/the-sandbox-partners-with-line-studio-534c59b359a2
韓国ゲーム会社大手のNCSoftはMysten Labsに1,500万ドル投資
韓国ゲーム会社大手のNCSoftはL1ブロックチェーンSuiを開発するMysten Labsに1,500万ドル投資したと発表しました。NCSoftが参加したのは以前に発表された3億ドルの調達の一部です。
今回の投資を受けてNCFsoftはSuiを活用したエンターテインメントを提供すると述べていることから、Suiブロックチェーン上でのGameFi開発に期待がかかります。
NCSoftは1997年に設立されたゲーム会社。本社は韓国にあり、これまで「リネージュ」「ギルドウォーズ」など多数のゲームを提供してきました。
元Diem開発メンバーによって立ち上げられたMysten Labsはレイヤー1ブロックチェーンのSuiを開発。現在はテストネット段階ですが、Aptosに次ぐ注目のL1で、エアドロップも期待されています。
Kyrie&TerraがTCG Verseなどとの提携を一挙発表
Kyrie&Terraはクリプトスペルズなどを提供するCryptoGames / TCGVerseやPlayMiningプラットフォームを提供するDEAとのパートナーシップを発表しました。また同時にSamurai Guild Gameとの提携なども発表しています。
Kyrie&Terraは異世界転生BCG。ゲームでは異世界転生×冒険×恋愛といったテーマを楽しめます。詳細は下記の記事をご覧ください。
GuildQBはKyrie&Terraとパートナーシップを結んでおり、東京ゲームショウではGuildQBのブースで共同出展した経緯もあります。
ソース:https://twitter.com/KyrieAndTerra/status/1591042509060583426?s=20&t=XkHhwQ0d-lQ9BaqsxRUYWw
Web3 ゲーム インフラストラクチャの Xternity が 450 万ドルを調達
Web3 ゲーム インフラストラクチャのスタートアップ Xternity が 450 万ドルを調達したと発表しました。
この調達はNFXが主導しており、参加団体はJibe VenturesやFlori Venturesなどです。
イスラエルを本拠とするXternityは従来のWeb2ゲームがノーコードでWeb3技術を採用可能にするプラットフォームを提供することを目的としています。