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【国内取引所(GMOコイン)】から【Binance】へ|暗号資産を送金する方法

本記事では、仮想通貨初心者から相談の多い、国内取引所(GMOコイン)から世界でも有数の取り扱い数を誇るBinanceに、暗号資産を送金する方法についてご紹介していきます。

ユーザー数が多くレバレッジが高いなどの特徴を持つBinanceですが、直接日本円を利用できない為、まずは国内にある取引所で暗号資産を購入し、その購入した暗号資産をBinanceへと送金する必要があります。

わかりやすく画像付きで解説をしているので、ぜひ参考にしてみてください。

また、本記事では国内取引所のGMOコインやBinanceの口座開設方法についてはご紹介していないので、まだ持っていない方は先に開設をしておきましょう。

GMOコインについて(国内取引所)

GMOコインとは、22種類もの暗号資産を取り扱う、大手GMOインターネットグループによる暗号資産取引所。

GMOコインの特徴としては、以下のような点があります。

GMOコインの特徴
  • 最短10分で口座を開設できるので、今すぐにでも取引を始められる事
  • 大手グループだからこそ持つノウハウや高いセキュリティ
  • 複数の取引方法からトレードの仕方を選べること
  • スマホアプリや専用のPCツールがある事から、初心者から上級者まで取引しやすい

GMOコインについてはおすすめの取引所の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

Binanceについて

2017年に香港で設立された仮想通貨取引所で、世界有数の取り扱う暗号資産の豊富さ・ユーザー数の多さなどに特徴があります。また、ユーザー数が多いことからも、取引数の数も世界最大級だと言われています。

その点を踏まえて、Binanceを利用するメリットには、主に以下のものがあります。

Binanceの特徴
  • 取り扱い銘柄が豊富
  • 最大125倍のレバレッジで取引が可能
  • Binance独自のトークンを利用すると手数料の割引も
  • 公式アプリが存在する

レバレッジとは、証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みのこと。このBinanceにおいて、125倍のレバレッジを効かせて取引ができるのは「BTC/USDT」の先物取引のみとなっており限定的ではあります。 しかし、125倍でなければ他の暗号資産でもレバレッジを効かせて取引ができるため、選択肢の一つとして考えてみましょう。

また、Binanceが発行している独自のトークンBNBは、保有することで手数料の割引が効いたり、取引に利用することで手数料が無料になる特典があります。

様々な特典やメリットを持つBinanceですが、デメリットとしては日本居住者の利用が認可されていない点にあります。Binanceが国内で取引所として運営するためには、暗号資産交換業登録が必要となりますが、2022年2月時点では認可が得られていない状態に。よって、日本に住んでいる人は、国内に存在する取引所で購入した暗号資産を、Binanceへと送金する必要があります。

GMOコインからBinanceへ、暗号資産を送金する方法

GMOコインからBinanceへ、暗号資産を送金する方法について解説します。

大まかに3つのステップ「アドレスの取得・アドレスの登録・送金」に分ける事ができますが、一度アドレスを登録すれば最初の二つのステップをスキップできるので、以降は手順が簡略化されます。

今回は例として、送金する暗号資産にBTCを選択していきます。XRPだと「アドレス+メモ」が必要になったりと、暗号資産によって多少必要な情報は変わってきますが、流れは大きく変わりません。

また、本記事ではGMOコインで暗号資産を取得する方法については紹介していないため、まだ暗号資産をお持ちでない方は、こちらの記事をぜひ参考にしてみてください。

①Binanceのアドレスの取得

まずは、暗号資産の送り先であるBinanceのアドレスを取得していきます。

こちらからBinanceのホームページへとアクセスしたら、まずは以下の操作を行います

  • 右上にあるウォレットをクリック
  • 現れたメニューから「フィアットと現物」を選択

すると画面が切り替わります。続いては、受け取りたい暗号資産を選んで入金をクリックします。次の操作からは、Binanceに送金したい暗号資産によって情報が変化してきます。

BTCの欄にある入金をクリックしたら、再び画面が切り替わります。新たな画面では、「通貨・ネットワーク・アドレス」の三つが表示されています。

選択している「通貨・ネットワーク」に間違いがないかを確認したら、表示されているアドレスをコピーします。このアドレスが、GMOコインから送金する際に必要となります。

例えばBTCの場合は、通貨「BTC Bitcoin」になっていることを確認し、ネットワーク「BTC Bitcoin」を選択しましょう。あとはアドレスをコピーです。

②取得したアドレスをGMOコインに登録

続いては、GMOコインのホームページへとアクセスします。

ホームページにログインしたら、

  • 左側にあるメニューバーから「入出金」を探す
  • 入出金の項目には日本円・暗号資産があるため、「暗号資産」をクリック

上記の流れで作業を進めます

すると、続いては銘柄選択の画面になるため、送金したい暗号資産を選択してください。

今回はBTCを選択していきますが、Binanceでアドレスを取得した時に選んだ暗号資産と齟齬が出ないように、注意してください。

銘柄を選択したら、画面上部に「預入・送付・宛先リスト・取引履歴」のメニューが表示されるため、「送付」をクリックします。

宛先リストが表示されますが、まだBinanceへの送金先は登録されていない状態です。しかし、一度このステップでアドレスを登録したら、次回はこの宛先リストから簡単に送金できるようになります。

以下の手順で操作を行っていきます。

「+新しい宛先を追加する」をクリック

宛先情報の登録に、「GMOコイン以外」を選択

続けて、送付先ウォレットに「取引所・サービス」を選択

受取人として、「ご本人さま」を選択

以上の操作を行うと、GMOに登録されている情報の確認画面が表示されるため、問題がなければ「宛先情報の登録画面へ」を選択します。

すると、宛先に関する情報が求められます。以下のように、情報を入力していきます。

  • 宛先名称には、送金する取引所や人物によって、分かりやすい名称にしましょう
  • 先ほど「コピーしたBinanceのアドレス」を入力
  • 送付先の名称は、「その他」「Binance」と入力しておきます

「確認画面へ」をクリック。

その後、確認画面へと移行したら、チェック欄を入力し登録するをクリックします。

そして、後ほど確認のメールが届くので、メールを開き認証したら登録は完了となります。

③GMOコインからBinanceへ送金

アドレスの登録まで行ったら、あとは非常に簡単です。

先ほど行った手順と同様にホームページにログインしたら、

  • 左側にあるメニューバーから「入出金」を探す
  • 入出金の項目には日本円・暗号資産があるため、「暗号資産」をクリックします。

銘柄選択ではBTCを選択し、画面上部の「預入・送付・宛先リスト・取引履歴」から「送付」を選択したら、先ほど登録された宛先が、宛先リストに表示されています。

既に自分が登録した宛先を選択したら、

  • 送付する数量の選択
  • 登録した電話番号からSMSの認証を行う
  • 確認事項にチェックを入力する

上記の操作を行い、確認画面へと移ります。

確認画面で特に問題がなければ、実行をクリック。これにて、送金するためのステップは完了となります。もし新たに別の宛先を登録する際は、再度ステップ1から。同じ宛先に送金する場合はステップ3から行います。

また、送金から受け取りには多少のラグが存在しますが、取引履歴をクリックしてステータスを確認すれば、「受付・完了」などの状況が確認できます。

まとめ

今回は、GMOコインからBinanceへの送金方法について紹介していきました。

基本的には3ステップで送金が完了するため、初心者の方にとっても非常に簡単です。

また、送金する暗号資産がXRPなどだと、アドレスだけでなくMEMOも一緒に要求されるケースもありますが、それ以外では特に大きな違いはありません。

あとは、アドレスを間違えてしまうと送金した暗号資産が失われてしまう危険性があるので、その点だけご注意ください。