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【海外取引所(Binance)】から出金・送金方法【日本円の引き出し方を解説】

仮想通貨を始めたばかりだと、「海外取引所に口座を作ったけれど、保有している暗号資産(仮想通貨)をどうやって日本円に引き出すかわからなくて困っている。」という方も多くいらっしゃると思います。

本記事では、仮想通貨初心者やブロックチェーンゲーム初心者から相談の多い、海外の取引所からの出金方法・日本円を引き出す方法についてご紹介していきます。

当サイトでも以前からおすすめしている、世界でも有数の取り扱い数を誇る人気の海外取引所Binance(バイナンス)ですが、日本円には対応していません。

なので直接日本円を引き出し、国内の銀行へ日本円を出金するということはできません。

その代わり、Binanceで保有している仮想通貨を、国内の仮想通貨取引所に移し、国内の取引所で日本円に両替・出金することは可能です。

Binance(バイナンス)からの出金に必要な手続きや手順について、順番にわかりやすく画像付きで解説をしているので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事では国内取引所のGMOコインやBinanceの口座開設方法についてはご紹介していないので、まだ持っていない方は先に開設をしておきましょう。

国内取引所のGMOコインで口座開設されたい方はこちら
海外取引所のBinanceの口座を開設したい方はこちら

GMOコイン(国内取引所)

日本円の出金には国内の取引所を経由する必要があります。おすすめの国内取引所GMOコインをご紹介しておきます。GMOコインとは、22種類もの暗号資産を取り扱う、大手GMOインターネットグループによる暗号資産取引所。

GMOコインの特徴としては、以下のような点があります。

  • 最短10分で口座を開設できるので、今すぐにでも取引を始められる事
  • 大手グループだからこそ持つノウハウや高いセキュリティ
  • 複数の取引方法からトレードの仕方を選べること
  • スマホアプリや専用のPCツールがある事から、初心者から上級者まで取引しやすい

GMOコインについてはおすすめの取引所の記事でも詳しく解説していますので、ぜひご確認ください。

Binanceについて

2017年に香港で設立された仮想通貨取引所で、世界有数の取り扱う暗号資産の豊富さ・ユーザー数の多さなどに特徴があります。また、ユーザー数が多いことからも、取引数の数も世界最大級だと言われています。

その点を踏まえて、Binanceを利用するメリットには、主に以下のものがあります。

  • 取り扱い銘柄が豊富
  • 最大125倍のレバレッジで取引が可能
  • Binance独自のトークンを利用すると手数料の割引も
  • 公式アプリが存在する

レバレッジとは、証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みのこと。このBinanceにおいて、125倍のレバレッジを効かせて取引ができるのは「BTC/USDT」の先物取引のみとなっており限定的ではあります。 しかし、125倍でなければ他の暗号資産でもレバレッジを効かせて取引ができるため、選択肢の一つとして考えてみましょう。

また、Binanceが発行している独自のトークンBNBは、保有することで手数料の割引が効いたり、取引に利用することで手数料が無料になる特典があります。

様々な特典やメリットを持つBinanceですが、デメリットとしては日本居住者の利用が認可されていない点にあります。Binanceが国内で取引所として運営するためには、暗号資産交換業登録が必要となりますが、2022年2月時点では認可が得られていない状態にあります。よって、日本に住んでいる人は、国内に存在する取引所で購入した暗号資産を、Binanceへと送金する必要があります。

Binanceからの出金・送金に必要なもの

Binance(バイナンス)からの出金する際に、事前に準備が必要なものが、3点あります。

  1. Binance(バイナンス)での本人確認
  2. 国内仮想通貨取引所の口座
  3. 国内取引所に対応する仮想通貨銘柄の両替

①Binance(バイナンス)での本人確認

まずは、Binance(バイナンス)での本人確認が必要です。本人確認が未完了の場合は出金可能額に制限がかかってしまいます。そのため、身分証明書を提示し、本人確認を完了させておきましょう。

本人確認は、パスポートやマイナンバーなどの身分証明書の写真を撮って、提出するだけで完了します。

本人認証は、下記の方法でアクセスできるほか、 こちらから直接アクセスすることも可能です。

1. まずはアカウントにログインし、右側にあるアイコンボタンからIdentification (身分証明)をクリックします。

2. 初めてご利用になる方は、ホームページの [Get verified] を直接クリックしてください。

3. その後、[Start Now] をクリックしてアカウント認証を行います。

4. 居住国を選択してください。居住国と身分証明書の内容が一致していることを確認してください。

すると、あなたの国や地域の認証要件のリストが表示されます。「Continue (続行) ]」をクリックします。

5. 個人情報を入力し、「Continue (続行) 」をクリックします。

入力された すべての情報が本人認証書類と一致していることを確認してください。

一度確定した内容は変更できません。

6. 次に、本人認証書類の写真をアップロードする必要があります。IDの種類と書類が発行された国を選択してください。

日本を選択した場合、パスポート、IDカード、または運転免許証での認証を選択することができます。

7. 画面の指示に従って、書類の写真をアップロードします。

写真には、完全な本人確認書類がはっきりと写っている必要があります。例えば、IDカードを使用している場合は、IDカードの表と裏の写真を撮らなければなりません。 注意点としましては、お使いの端末のカメラアクセスを有効にしてください。有効にしていない場合、本人認証はできません。

指示に従って、本人認証書類をカメラの前に置いてください。[Take a photo] をクリックすると、本人認証書類の表裏を撮影することができます。細部まではっきり映るようにお願いします。「Continue」をタップして次へ移動します。

8. 書類写真をアップロードした後、システムは自撮りを要求します。

コンピュータから既存の写真をアップロードするには、 [アップロード] をクリックします。

9. その後、顔認証の完了を促す画面が表示されます。

[続行]をクリックして、顔検証を終了します。帽子や眼鏡、フィルターなどは使用せず、十分な照明を確保してください。

​​

または、右下 のQRコードにマウス を移動させて、代わりにバイナンスアプリで認証を完了させることもできます。お手持ちのアプリでQRコードを読み取ると、顔認証が完了します。

10.手続き完了後、しばらくお待ちください。

バイナンスはお客様のデータを適時に審査します。お申し込みの確認完了後、メールでお知らせいたします。

  • 処理中にブラウザを更新しないでください。
  • お客様は、1日に最大10回まで、本人認証プロセスの完了を試みることができます。24時間以内に10回申請が却下された場合は、24時間後に再度申請してください。

出典:Binance(バイナンス)

②国内仮想通貨取引所のウォレットアドレスを確認する

次に、国内仮想通貨取引所のウォレットアドレスを確認します。ウォレットアドレスとは、仮想通貨でいう、銀行口座のようなものです。30文字前後の文字列で出来ています。

今回の例では、イーサリアム(ETH)を国内取引所のGMOコインへ送付します。

まずはGMOコインのホームページへとアクセスします。

ホームページにログインしたら、左側にあるメニューバーから「入出金」を探します。
入出金の項目には日本円・暗号資産があるため、「暗号資産」をクリックしてください。

GMOコインで入金できる銘柄が表示されます。
この中から送金したい仮想通貨を選択しましょう。
今回は例として、ETH(イーサリアム)を選択します。

中央上部から「預入」を選択し、表示されたウォレットアドレスをコピーしましょう。

今回は下部の「イーサリアムアドレスをコピー」をクリックしてください。

※注意点としましては、仮想通貨銘柄によってウォレットアドレスは違いますので、Binanceで送金しようとしている銘柄と一致しているか、必ず確認するようにしてください。ウォレットアドレスに対応していない仮想通貨を送付した場合には、通貨が失われてしまいます。

③Binance(バイナンス)から国内取引所へ送金する

続いて、Binance(バイナンス)から国内取引所のGMOコインへ仮想通貨を送金します。Binanceにアクセスし、ログインしてください。ログイン後、右上の人型のアイコンを選択します。

「ウォレット」から「フィアットと現物」をクリックしてください。

「フィアットと現物」ではBinanceで自分が保有している仮想通貨銘柄の画面が表示されます。

続いて、送金したい仮想通貨銘柄を選び、「出金」をクリックしてください。今回はイーサリアム(ETH)を出金したいので、こちらを選択します。

「出金」をクリックすると、出金画面が表示されます。

「仮想通貨の出金」画面では、選択した通貨に誤りがないことを確認し、先ほど国内取引所のGMOコインでコピーした自分のウォレットアドレスを「アドレス」に貼り付けます。

次に「ネットワーク」の選択、送りたい金額を入力してください。「ネットワーク」とは、ブロックチェーンの種類のことです。

今回はイーサリアム(ETH)を送金したいので、ネットワークETH Etherium (ERC20)を選択し、金額0.01ETHを出金してみます。

注意点としましては、ここで異なるブロックチェーンへ送金すると、送金した 仮想通貨は失われてしまいます。必ず、送金したい仮想通貨の銘柄とネットワークの名称が合っているかどうかを確認しましょう。

加えて、初回の出金時にはまず少量のみを送金し、届くかどうかを確認する点も重要です。確実に送金できることを確認してから、多額の量を送るようにしてください。

送付完了までには、約30分から1時間ほどの時間がかかります。

セキュリティ認証があるので検証手順を完了してください。「認証コード」、「電話番号認証コード」、「メール認証コード」を取得し、提出ボタンをクリックしましょう。

認証を提出後、出金リクエストが送信されます。「完了」をクリックしましょう。

完了するとメールが届きますので、ご確認ください。

③国内の仮想通貨取引所で日本円に両替する

通知設定をしていれば、メールなどで送金完了・着金完了の通知が届きます。先ほど送付した仮想通貨が国内の仮想通貨取引所に届いたら、日本円に両替をします。再度、GMOコインのホームページへとアクセスし、ログインをしてください。

ログイン後は【取引所】から【現物取引】を選択してください。

右側の仮想通貨銘柄一覧から、売却したい仮想通貨を選択します。今回は例としてイーサリアム(ETH)を売却するので、イーサリアム(ETH)を選択してください。

クリックすると、イーサリアム(ETH)のトレード画面が表示されます。

この画面で、イーサリアムの希望売却レートと注文量を入力します。「取引所(現物取引)」サービスでは、以下の2種類から売却方法を選択することができます。

  • 成行:希望する仮想通貨銘柄の数量を指定して、注文価格は指定せずに注文する方法。
  • 指値:希望する仮想通貨銘柄の数量と価格を指定して注文する方法。

今回は 「成行」を選択しました。

問題がなければ、「確認画面へ」をクリックします。

「確認画面へ」をクリックすると「注文確認」の画面が表示されますので、注文内容に問題がなければ、「確定」をクリックします。以上で「取引所(現物取引)」を利用したイーサリアム(ETH)と日本円の両替は完了です。
▲出典:GMOコイン

出金先の口座情報の登録

続いて、出金先の日本の銀行口座情報を登録します。会員ホーム画面の右のメニューバーにある「口座情報」のマイナスタブから「登録情報」を選択します。

登録情報・変更画面にて「出金先口座情報」を選び、出金先口座の情報を入力していきます。金融機関名、支店名、預金種別、口座番号を入力し、全ての確認ができたらチェッ

ボックスにチェックを入れてください。最後に「確認画面へ」をクリックします。

「以下の内容でよろしいですか?」という画面が表示されるので、内容に間違いがないかどうかを確認し、「変更する」をクリックします。

「変更する」をクリックすると、「完了しました」と表示されます。以上で出金先の口座情報の登録は完了です。

次はいよいよ日本円出金です。「日本円出金画面へ」をクリックしてください。

日本円の出金申請

それではいよいよ出金申請です。先程の画面で「日本円出金画面」に移りますが、画面を閉じてしまった方は以下の手順で出金可能です。

まずは左メニューバーの入出金欄の「日本円」を選択します。

画面中央上部の「出金」を選択してください。引き出したい日本円の出金依頼額を入れ、スマホアプリを用いて2段階認証コードを受け取り、入力します。

登録した銀行口座情報に間違いがなければ、最後に「確認画面へ」をクリックしましょう。これで出金依頼は完了です。

【出金する際の注意点】

  • 金融機関営業日17時までの受付で、翌金融機関営業日の受渡となります。18時以降の出金依頼分は、翌々金融機関営業日の受渡となります。
  • 出金依頼日の17時(17時以降の操作、土日祝日の操作は翌金融機関営業日の17時)まで、出金依頼の取消が可能です。
  • 1回の操作での最低出金額は10,000円ですが、全額出金の場合は出金額に制限はありません。
  • 1日の最高出金額は2,000万円で、当日の17時までに複数回出金操作を行われた場合、合計の出金額が翌営業日に指定口座へ振り込まれます。
  • 暗号資産FX、取引所(レバレッジ取引)で未決済建玉を保有されている場合、拘束証拠金及び評価損益の変動によって出金可能額が変動します。
    また、出金した結果、証拠金維持率が大きく変動することがあります。
    当社口座名義と異なる名義の金融機関口座には出金できませんのでご注意ください。

▲出典:GMOコイン

まとめ

今回は【海外取引所(Binance)】からの出金・送金方法【日本円の引き出し方】を解説しました。今回は有名な海外取引所バイナンスと国内取引所のGMOコインを使って、解説しましたが、基本的には他の取引所でもやり方はそこまで変わりません。

ただし、どの取引所を使う際も、それぞれの注意点には気をつけましょう。GMOコインは入金・出金手数料も無料なので、オススメの国内取引所であるといえます。

また、各暗号資産(仮想通貨)取引所で、取り扱いのある仮想通貨の銘柄は違います。利用する際には、取引したい銘柄の取り扱いがあるかどうか、事前に確認をするようにしてください。